セルフ型アンケートをご存知ですか?
セルフ型アンケートとはwebアンケートとの一種であり、その名の通り自分でアンケートを作成する調査で、セルフ調査やDIYリサーチとも呼ばれています。格安でスピーディーに調査を行えるという点から、現在注目されている調査の一つです。
今回は「セルフ型アンケートの特徴」、「セルフ型アンケートの事例と料金」、「セルフ型アンケートのメリット・デメリット」について、解説します。
目次
セルフ型アンケートの特徴
セルフ型アンケートの特徴は「安く」「早く」調査できることです。
その理由や調査の流れについて、セルフ型アンケートとリサーチャーサポート型アンケートの比較から見ていきましょう。
セルフ型アンケート
セルフ型アンケートの流れとしては、まずインターネット上に存在する調査会社提供のセルフアンケートツールを利用し、設問文の入力を行います。作成したアンケートは配信・回収の後、ローデータ、あるいは簡単なクロス集計された形で納品されます。
リサーチャーサポート型アンケート
リサーチャーサポート型アンケートとは、調査会社のリサーチャーのサポートを受けて調査を行うwebアンケートの方法です。調査の目的や内容から調査会社に調査設計の提案や見積もりを出してもらいます。その後アンケートの配信・回収、結果を分析したレポートの納品という流れです。
セルフ型アンケートには劣りますが、ネットリサーチなので郵送調査や会場調査などオフラインでのアンケートより低コストでスピーディーな調査が可能です。またプロのリサーチャーに相談できるため、調査が初めての場合でも安心して実施できるほか、複雑なアンケートでもオプション等で対応できるというメリットがあります。
セルフ型アンケートのメリット・デメリット
セルフ型アンケートには従来のアンケート方法にはないいくつかのメリットがあります。一方で、考慮しなければならないデメリットもあります。
ここではセルフ型アンケートのメリットとデメリットについて紹介します。
セルフ型アンケートのメリット
セルフ型アンケートのメリットは大きく3つが挙げられます。
①ネットアンケートが格安で実施できる。
アンケートの設定を自分で行う分、安く調査を行うことができます。また、料金がサンプル数や設問数に応じて決定するため、少額からでもアンケートの実施が可能です。
②調査の設計から配信・回収までスピーディーに行える。
調査会社からの提案や見積もりを待たずに調査を行えるため、最短即日回収のできる場合もあります。
③手軽にアンケート調査を行える。
調査内容について具体的が決まっている場合、設問文を打ち込むだけで配信まで進められるという手軽さも、セルフ型アンケートが支持を得ているポイントです。
セルフ型アンケートのデメリット
また、セルフ型アンケートのデメリットは以下の2つが挙げられます。
①アンケートの設計について自分で考えなくてはならない。
正しい結果を得るにはどのくらいのサンプル数が必要なのか、設問の意図を適切に伝えるにはどのような文言がふさわしいかなどの検討を自分でしなくてはなりません。初めて調査を行う場合や不安がある場合には、リサーチャーサポート型アンケートが安心かもしれません。
②複雑なアンケート調査細かな分析に対応出来ない場合がある。
セルフ型アンケートでは単一選択や数値入力、自由記述など一般的な回答方法は対応できますが、テンプレートにない方法には対応できません。また、結果のデータについてもローデータや簡単なクロス集計表のみという場合が多いです。独自の回答方法にしたい場合や、結果をすぐに使える形で納品してほしい場合には、リサーチャーサポート型アンケートが向いているでしょう。
セルフ型アンケートの事例と料金
セルフ型アンケートの事例と料金感をいくつかご紹介させていただきます。
case1:ネット記事に消費者のアンケートのデータを掲載したい
業界:web
調査内容:webメディアを運営しており、新連載するランキング記事のデータとして継続的にアンケートを行いたい。
サンプル/設問数:300名/20問
費用:¥60,000~
※価格は変動します。
継続してアンケートを実施したいとのことだったので、低価格で素早く実施できるセルフ型アンケートを提案しました。
case2:営業時のエビデンスとして顧客満足度調査を行いたい
業界:食品メーカー
調査内容:商談において、説得力を持たせるためにお客様の声を回収したい。
サンプル/設問数:500名/10問
費用:¥50,000~
※価格は変動します。
営業資料作成のための調査ということで、あまり予算を割きたくないという要望でした。セルフ型アンケートでは、設問やサンプル数に応じた料金形態となっているため、少額から調査を行うことができます。
まとめ:安く、早く、簡単に調査できるセルフ型アンケートを上手に活用しよう
今回解説したように、セルフ型アンケートは簡単な設定を自分で行うことによって低価格でスピーディーに調査を行うことができます。目的や予算などに応じてセルフ型とリサーチャーサポート型を使い分けることが、調査成功のカギとなるでしょう。
ネットアンケートをしたいけれど、セルフ型とリサーチャーサポート型とではどちらが良いのか見極めが難しいかもしれません。当サイトは、セルフ型アンケートを含めてネットアンケートに対応している多数の調査会社と提携しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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